PA(診療アシスタント)という仕事
在宅医療PA(PA:Physician Assistant)とは、米国では医師の監督のもと医療行為をおこなうことが出来る国家資格です。これを参考にし、やまと診療所では、在宅医療PAを「在宅医療の効率化を担い、地域の誰よりも患者の自分らしい生き方を支援出来る存在」と定義しています。独自の教育プログラムをもとに育成を行っています。
PAの仕事風景
医療物品の補充、点検をし、120%の準備をしてから診療に臨みます。
診療補助は、カルテ記入、医療処置など多岐に渡ります。
不安や課題などご自宅で起きている課題解決に望みます。
PAとして働く魅力
無資格から学べる
- 無資格、未経験からでも訪問診療の第一線で活躍できる医療人になるための「認定PA育成プログラム」があります。誰でも安心して学べます。
命の現場で学ぶ
- PAは患者さまの自分らしい生き方を支援します。命の現場で、一人一人の人生と真剣に向き合い、自分の人生とも向き合う、毎日が学びの仕事です。
主体的に患者をみる
- やまとのPAは単なる診療の補助者ではありません。主体的に患者さまのために考え、安心して生活できる環境を作るために動きます。
キャリア展開ができる
- 認定PAになるまでには、様々なスキル&スタンスを学びます。それを生かして今後さらにニーズが広がる地域ケアの領域でキャリア展開ができます。
一日の業務の流れ
- 9:00
- 全体ミーティング(全体連絡事項、緊急対応状況、重症者の共有)
- 9:30
- 午前診療
- 13:00
- 昼休憩
- 14:00
- 午後診療
- 17:00
- 診療終了(診療内容の共有、明日の準備など)
- 18:00
- 業務終了
※新規患者数や相談状況、道路状況により業務終了時間は前後します。
PAの成長イメージ
PAの1日(動画)
PAとして働くスタッフの声
在宅医療認定PA
木村 圭佑
患者さまの為に熱くなれるのがPAという職種です。
「お看取りが多くて辛くなりませんか?」とよく聞かれますが、私は「お看取りは辛いですけど、仕事自体は楽しいですよ。」と答えています。
確かに、人には必ず死が訪れます。しかし、そうと分かっていながらもPAは最期まで患者さまを支え続けます。なぜなら、限られた時間だからこそ、大切に生きてもらいたいのです。そんな大切な時間の中で患者さまから「ありがとう」「安心する」「良かった」という言葉を頂けるのは、私にとって最高の喜びであり、PAという職種の醍醐味です。だから私は、患者さまのために熱くなり、PAという職種を楽しんでいます。
在宅医療認定PA
西山 千草
PAなら、無資格・医療未経験でも医療の現場で人の役に立てます。もちろん無資格なので、学ぶ内容は多いです。しかし、やまとで用意された育成プログラムに沿って学ぶとで患者さまと医療者を繋げられる存在になれるのです。「先生には聞きづらい…・言いにくい…」そんな患者さま・家族と医療者との架け橋になり、正解のない答えを探し続けます。家族の目線に立ち、一緒に悩み一緒に考える。
そして「いのちの現場」を通し「生きる・死ぬ」に真剣に向き合います。そこから得られるものは無限です。自分の生き方・自分らしさを考えさせられます。また、人として大きく成長できる職種です。